「あ!!瑠璃夏!!あぶなーい!!」
「えっ?」
あたしが振り向いた時には遅かった…。
すでに変な動きをしたトラックがあたしの方へ一直線に向かっていた。
あたしは何も抵抗できず
キキィーーードン!!!!
強い衝撃があり、身体中に痛みがはしった。
周りからは
「女の子が惹かれたわ!!」
「早く救急車を!!」
「瑠璃夏ぁーーー!瑠璃夏ぁーー!」
と泣き叫ぶ親友の声も聞こえた。
あぁ、あたしって死ぬんだ。
天国行くのかな。
でもあたし悪い子だったから、きっと天国には行けないんだろうなぁ。
あぁ、身体がふわふわしてきた…。