黙ったまま泳ぎ続けると人魚の国が見えてきた。




綺麗‼︎



遠くから少し見ただけで気に入った。




白を基調とした建物にカラフルな屋根が陽の光と海の蒼さで輝いている。




言葉も失う美しさに見とれていると沙羅が気がついて誇らしげに言った。



「気に入った?ここが私の国よ。」



「気に入ったって言葉じゃ足りないくらいよ。」



思わず笑顔で言うと沙羅がクスクス笑った。



「案内するわ。」