真面目な顔をして聞かれる。 「ただの幼馴染よ。 それ以下でもそれ以上でもない。」 消えそうな声で言う。 「どうして?好きなら思いを伝えるべきよ。」 驚いたように言う。 「わからない? わたしは人魚なの。 真一は普通の女の子と幸せになるべきなのよ。」 半分自分に言い聞かせるように言った。 「なんで諦めるの? 人魚だから恋をしちゃいけないわけないでしょ?」