「さくら、陸に戻ってもいいのよ?」 ソプラノの声に不安と心配が滲んでいる 「ううん。それよりどこへ行くの?」 明るく言う。 海の中でわたしの声が優しく響き包まれる。 海は大好き どこまでも蒼く 太陽の光が溶け込み 真珠のように泡が煌めく もうひとつのわたしの世界