わたしはみんなと違う みんな漆黒の髪に茶色い瞳 わたし以外の人はね わたしの髪は桜の木の幹みたいな茶色 陽にあたると黄金色に輝き 背中の真ん中まで波打つ髪 肌はどんなに陽を浴びても白く 桜色の頬と唇 そして新緑のような緑の瞳 だから名づけられた 「あなたは桜のように美しいからさくらとつけたのよ。」 自分がみんなと違うことを聞くと母はいつもそう答えた