クレオ

「ホントに柔らかい毛だね。ふぁふぁって言うか、あったかい……」




  ちなみに翔は雫に盲導犬の話を持ちかけられた時から、自分なりに色々と考えていた。




  今回起きた出来事の全ての事実を前にして、今ここで自分がするべき事は何んなのか?と。




  そしてほどなくして翔の心が次第に変化していってその答えが出た。