「あっつぃ。マジ暑い。死にそー…」



「りーんーか…?何やってんのー?」



暑いからカウンターの隅で休んでいたら、

従姉妹のユウカさんが凄い形相でにらんできました。




「あー…スミマセン。働きます。」



うちは苦笑する。



「よし、んじゃ接客やってろ。」



ユウ姉はニッコリ笑いながら呟いた。



顔と言葉が合ってませんよ。





ここは海の家と呼ばれるところだ。



今は夏休みだから、海に入れる里帰りのついでに小遣い稼ぎをしているのだ。



まあ、接客とか苦手じゃないからいい暇潰しだ。