もらった幸せ




とりあえず、自分のクラスと番号を
確認しなきゃ。



中谷五月 1組 7番





げ。一組のクラスって、ここから
一番遠い教室じゃん。






_____ガラッ



「中谷っ!お前も遅刻か!」


「すいませーん……」


「早く席に着け!」




クラスのみんなが、私の方を向いている。
この空気、かなり苦手かも……。



えっと、 7番は……。





席に着くと、隣の男の子が
話しかけてきた。

  




「初めまして。室部雄太。よろしく。」






にやっと笑って手を出してきた男の子は
あの朝の男の子だった。




「あぁーー!あんた!」



「中谷!うるさいぞ!」


「ったくお前は。声デカいっつうの。」



っもう。誰のせいで……。