「周りは、そうは思わないですよ。」
「…」
「口が過ぎました、すみません。先日のお話をしに来ました。」
「…ユニ様は、私を妾にしたいのですか?」
「それは…、私にも分かりません。」
アリス様が帰ってきたら、私は用無しなのだと思っていた。
だけど、昨夜のパーティーでもユニ様は私を突き放すことはなかった。寧ろ離れさせないように、引き寄せようとした。
「ユニはきっと、貴女が離れていくことを望んではいません。それは私も分かっています。きっと、貴女が妾でもいいと言えばユニはすぐにでもそうすると思います。」
望めば、ユニ様のそばに居られる。
「私も、あれから色々考えました。どうするべきなのか。もし貴女がユニ様の側を離れたくないと言われたら、私にはそれをとめる手段も大義もありません。」

