「君は、当主になるんだね。」
「え…」
言われて初めて気が付く。
そうだ。レヴィアタン家にはもう私しかいないんだ…
「私が、当主…。」
クス、と笑われて体を離される。
下から覗きこんでくるユニ様はなんとも妖艶である。
「考えてなかった?」
「…はい。」
「陛下には、会った?」
「いえ…。」
何かを考えるようなしぐさをするユニ様。
「…まあ許可はあったし。早いうちに夜会を開くよ。急だけど、いいかな?」
「夜会…」
引きこもりだったあたしには全く縁のないもの。
習っただけのそれに出るとなると不安が襲ってくる。

