女神の纏足




「き、急すぎて。びっくりしちゃって…。」



「ラウには言っといたけど?」



「聞き、ましたけど…。会えるのはもっとこう、違う形でだと…、」




どんどんと小さくなって消えていく言葉。




もうこんな風にふたりでは、喋れないと思ってた。


次会うときはアリス様と並んだ姿だろうと勝手に想像していた。





「マリア。」


優しく呼ばれれば何もかも忘れてしまいそうになる。



「おいで。」


吸い寄せられる体は旅の時と変わらない。




伸ばされた腕を振り払うことなんて私には考えられない。





"次会う時はこんな近くに居られるかな…"




そうつぶやいたユニ様に力強く抱かれている。




「マリアを抱くと落ち着く。」



膝の上に乗せられるこの体制すら、懐かしく感じてしまう。






でもやっぱり、