そして最後の一歩でドアの前に立ち頭を下げる 「失礼します」 頭をあげ、視界にうつる女性。この人が… ――――――ラニア様 その方を見て、思わず目を見開いた まず、想像とはるかに違うそのお姿 大輪の花ような、華やかな女性をイメージしていたけど、真逆 声と同じ。折れそうで儚い、目立たない花。 そんな表現が相応しいような素朴な美しさ その見た目からはラウ様に聞いたような、欲深さを感じない