女神の纏足




「父様は、何を考えていらしたのかな…」


外でマリアを名乗れと言い残した父


もう…




「親の考えなんて関係ないよ」


「え」


ユルを見ても視線は重ならない




「マリアは、女神になりたい?」


次はこちらを見て言われる



「全ての魔族から讃えられるよ。それに…、」


「それに…?」





「兄さんだって略奪できるかもね」



嘲笑うかのような笑みを浮かべるユル。その真意は分からない。