女神の纏足



「別に、平気です」


「…そ」


「はい…というか、なぜここに?」


この心地悪い雰囲気を打破するため話題を変える



「敬語。何故ってそりゃ、…」


ユルの口が不自然に止まる



「ラウが兄さん以外と帰ってくるなんて、余程の客だろ?だから挨拶に来たんだけど…」


ユルが私をみて意地悪な笑みを浮かべる


「ドアが開いた瞬間抱き締められて、な」



顔に熱が集まる




「あ!あれは!ユニ様だと思ってっ!」