女神の纏足




「何故、ユニは一人ではいけないと思われるのですか?」


先程までの暖かい視線とは一転して、疑うような視線



「…普通はそう考えません?」


「普通?」


疑うような視線が、少しずつ鋭さを増している



「え、だって…王族というのは狙われやすいのでは…?」


「なぜユニ様が王族だと思うのですか?」


「それは…」


誰でも知ってるのでは?


質問の意味が分からず答えられないでいると、



「何か、言えない理由でも?」


責められる
  



知っていては、気付いていてはイケなかったのだろうか


どうして責められているのか 


偽名も使わずにいるというのは気づかれてもいいということ





なのにどうして、



私が悪いみたいに、そんな目を向けられなきゃいけないのだろう






ピシッ


と、何かがひび割れる音が聞こえた気がした