女神の纏足




この人ももしかして、アリス様が帰ってくるのが嬉しいのかもしれない


というか、当たり前か
    

誰か知人と会えるというのは嬉しいものだ



けど、

疎外感を感じてしまう


みんなが、アリス様を望んでいる



そのことをよく思えない自分が汚い




「どうかしましたか?」


「いえ、」


「…マリア様?」


「…少し寂しいだけです」


「え?」


「こんな風にお話できるのも最後かもしれないと思うと、」