これ以上頼ったら、 堕ちていくだけだと本能が教えてくれる 「まぁ好きにするといい、王都へは誰かを付けさせよう」 「え、」 「あそこは身の知れた貴族しか入れない。名前もわからぬお前にはむりであろ?」 …名前 ユニ様は気付いているはず 知らないのではなく、名乗らないのだということ 名乗れない 御父様との約束だから とにかく、名乗れない私にとっては好都合 けれど、