「王都へ、急ぎます」 そう言うことを分かっていたかのようなユニ様は穏やかに微笑む 「そうか。では明日か明後日にでも、」 「いえ」 ユニ様の言葉を遮る 「今夜、出発致します」 言い切った私にユニ様は、目を見開く 「今日?」 驚愕から一転、その表情は険しくなる 「まだ日が昇ったばかりだ」 それはもちろんユニ様の言う通り 砂漠越えをで昼夜逆転している私達は、寝るべきこの時間に起きてしまった 生活リズムを戻してから出発するべきなんだと思う