たくさんの書類の山をかたずけて行く


「ふぅ…」

時刻は7時を廻ろうとしていた

「よしっ帰るか…」

会社を出ると佐藤さんがいた

「あっ!!朝比奈さん!」

「こんなとこでどうしたんですか?」

「朝比奈さんを待ってたんです!
一緒に帰ってもいいですか?」

「え…も、もちろん!!」

そう言うとパァァアと明るくなった

そして佐藤さんと雑談しながら
電車に揺られているとあっというまに
降りる駅に着いた

「じゃあまた…」

「帰り気を付けてくださいね?」

「はい!!大丈夫です!!私こう見えて
足だけは速いんです!!」

「ははっそれは凄い」

『ドアが締まりますご注意ください』

「それじゃあ…」

「また明日」

俺は佐藤さんと別れた後
早足で家に帰った