わたしが歩く道

 ある朝、私は震える足で立ち上がって、彼女の元へ行って告げた。
 「ごめんね」と。
 他に何を言ったかもう覚えていない。私は何度もごめんね、と繰り替えした。彼女は私の体に腕を回して、許してくれた。そうして私たちは、もう一度友達になった。

 取り戻せる友情があることが嬉しかった。二度と戻らないひとがいても、戻ってくれるひとがいるから、孤独にならずに済むのだ。

 ここからもう一度作ろう。すれ違っていた日々の分まで、温かい思い出を。