着いたのは予約無しじゃ入れないと評判のイタリアンレストランで、自分が場違いな気がした。 「もっとオシャレしてきたら良かったわ。」 と、落ち込む私にヒデさんは笑ってそのままで充分だと言ってくれた。 レストランではコース料理を堪能した。 初めて食べる高級イタリアンはどれも格別でいつか祖父母や妹達を連れて来たくなった。 他愛ない話をしているとヒデさんが急に真剣な顔で話があると言った。 『ちぃが好きだ。』 ――…。