あれから 欲しい物を 欲しいと思わないようにした。 分かる事だって 分からない振りをした。 泣きたくても 泣けなくなった。 いつも[あたし]は, [アタシ]のお面をつけていた。 ココロに開いた 穴がだんだん 大きくなるのにも 気付かないようにして―――