拓斗side


「ふぁ~。眠いな」



でも回診行かねーわけにも
いかないしな……




「よし。行くか」



前を向いた時には勢いよく走
女の子が目の前にいた。


やべっ!ぶつかる




ドン


チャリン……


痛いなと思いつつ下を見ると
尻餅をついた、女の子がいた



女の子は無愛想に



「すいません。」



それだけ言って、出口まで
走っていった。