僕達は今まで憲太の部屋にいたが暇になったのでコンビニにでも買い物に行くことにした。


3人でコンビニ向かうが、初夏の暑さは僕達に容赦なく日射を降り注ぐ。



「あっちー」


憲太が服の胸元をパタパタと仰ぐ。

それでも風は薄く、生温い。



「コンビニに着いたらアイス買おーぜ」

「当たりめーだ」


憲太と亮輔がダルそうに歩く様に僕は目を逸らしながら歩いていた。



「お前ら見てると余計に暑くなるよ」


僕は呆れて亮輔達にそう言った。


「へーへー、クールだねー」


棒読みで返す亮輔。



コンビニは今通ってる道の数メート先にある角を曲がればすぐだ。

そして、その角を曲がったとき─────・・・、