「いや、全然私関係ないよ。 元々から西は本当にさくらちゃんを好きだったし、さくらちゃんも西が好きだったからだよ。 しかも、西がちゃんと伝えて、切り開けたことだしね。」 だけど、 さくらちゃんは、首を振った。 「ううん、そんなことない。 優ちゃんが居なかったら、って。 涼も私も思ってる。 だから、本当に御礼がいいたかったんだ。 ありがとう!!」 嬉しそうに笑ってる。 いいなあ。 良かった。 あの時、キーホルダーを直しておいて。 トイレに行っておいて。