キョロキョロと周りを見渡して、私たちを探している様子のさくらちゃん。
本当に動きが小動物っぽい。
「さくらっ。」
「涼!!」
西がそう呼ぶと、
すぐにこちらを向いた。
さっきまで少し困った顔をしていたけど、
西を見つけた瞬間に笑顔になった。
うわ............。
可愛い..........。
つか、涼??
西って、涼って名前なの??
「ねぇねぇ。
西って、涼って言うの??」
「お前、人の名前も知らねぇのかよ。
涼太、だよ。」
「ま、まじで!?
だって、知らないんだもん。しょーがないじゃん!!」


