童顔彼氏



「俺が、西に聞きにいった。
傘のこともそうだけど、お前が二人で出かけたっていうのも────。
俺の誤解だったって。
全部あいつの彼女のためにあいつと優が動いた事だって分かったから。」


なんだ西。
私よりも先に、陽の誤解が解けてる事、西は知っていたってことか。わざわざ私に西は、そのことを伝えなかった。

西から、陽と二人で話して誤解を解いておきましたよーって、聞かされなかったのはきっと、私たち二人だけで解決しろって事だったんだよね?
西なりに、私たちで話し合えっていう配慮だったんだ。

さすが西。


「よ、良かった~。」


「あ、でも、優。
あんまり男と二人で出かけないで。
あんまりっていうか、しないで欲しい。」


陽がこんなことを言うなんて、珍しい。


「陽に言われればそうするよ。絶対、守る。
それから────まなのこと。聞いていい?
前にも言ったけど、まなと陽がキスするところ見ちゃったんだけど.......。
まあ......さっき、まなは一回だけしかしてないってことを証明されて分かったけど。」