「教室。
................神崎と一緒。」
神崎、まなと?
「はああああああああぁぁぁ?」
リトライしたのあの人。
美子が陽とは最近一緒にいないって言ってたのに。
というか二人きりなの?
だから、この二人は後ろめたくて、隠して、嘘ついていたの?
もう陽は私を好きじゃなくなったの?
やっぱり私の勘違いだったの?
こうやってすぐに陽を疑う私が嫌いだけれど、期待して傷つきたくない自分がいる。
舞い上がりたくは無い。
「あっ、でも、矢吹さん、勘違いしないで。
陽は別に、神崎なんて目に無いと思うから..........。」
「もういいわ、自分で確かめてくるから。
ありがとうございました。」
私はその場を後にした。
向かう先は、陽の教室へ。
全力で、とにかく急いで走った。


