「は?」
「最近の陽はおかしいから。」
と言われた。
しかし、自分の中でおかしいことをしている感覚はない。
自覚していないだけ?
「自分では気づいてないだろうけど、俺らから見ると分かるって。」
俺の頭をバシバシ叩いてくる。
「何があったのかは知らないし、
陽も話したがらない、干渉して欲しくなさそうだから言うけど。」
笑う二人。
「そんな考え込んで、疲れてそうにしないで、流れに身を任せてみるのも手だ。」
と、言うだけ言って、席を立ち、各自のバッグを持った。
「随分話ちまったなー。帰るか。」
俺らは教室を出た。
昇降口で靴に履き替えてから、喉が渇いたから自動販売機で買う事にした。
「俺、自販で買ってくる。じゃーな。」
「おう。」
「ばいばいー。」
そして三人分かれた。
俺は自動販売機へと向かったけれど、この後起こることなんて何も知らない。


