童顔彼氏


「友だちつっても男なんだけど、
俺が会った奴全員、優に下心ある顔してんだよなー。
デレデレしてムカつく。
会う度に面倒なことになる。」


すると、二人が吹いた。


「お前!まじかよ!」

「そういうタイプなのか!?
もっとクールな性格してんのかと思った!」


と言って笑う。
こっちは真面目に答えたつもりだった。

こうなることは予想していた。


「陽でも嫉妬するんだ。
というか、初めは陽に女がいることすら驚いてたのに。女に興味なさそうな顔してんのになーって。」


だよなー、という二人。


「陽の意外な一面知ってるの、俺らだけじゃね!?
でも、安心したわ、陽も普通の男で。」


そう言われたのは、予想できていなかったから意外だ。


「どういう意味だよ?」

「本当は男にしか興味無いんじゃないかって。俺ら話してたんだよなあ。」


高橋と鈴木が顔を合わせる。
そして爆笑する。


「は?」

「俺ら狙われてる事になるもんなー。
こんな可愛い顔してんだから疑われてもしょうがないよな。」


俺の顔を二人にまじまじと見られる。