「本当だ、今野君すごいね。」

「でしょ、あいつ、中学の時からやってるからねー。」


そうなんだ。
だからか。
周りの人よりも動きが違うなって思ったんだよね。

少し経ってから、また今野君にパスが回る。

そして、ジャンプシュート。


「わっ!」


豪快に決まった。

今野君がこっちを見てはにかむ。
それにしても、マネージャーの子たちの顔が喜びすぎ。


今野君目当てでマネージャーになったことがとてもよく伝わってくる。

さっき、違う部員のシュート入ったのに、「ナイッシュー」と、涼しい顔で言ってただけなのに。