もうすぐで自分の家の最寄り駅に着くところでメールを受信した。
“そういえば、輝は自分のハンドのプレイ観れば女の子皆自分に惚れるとか思ってるバカだから、彼氏と喧嘩中の優をチャンスだと思ってるんだろうね(笑)”
当然美子から。
なんだそりゃ。
じゃあ普段から女の子を部活見に来いと誘ってるんだろうね。バカだなあ、って思ってたら顔がニヤけてしまった。
本当、今野君って面白いよ。
だからあの流れで部活見に来いって言ったのか。
帰宅してから、予定通りさくらちゃんに連絡をした。
『うん、うん...........。
私だったら何か行動しなきゃって思うけど、優ちゃんは、待ってみて、向こうの行動に対応するってことね?』
今の私と陽の関係を、そして今後の私の行動について話した。
今まで私が行動していた。
だから、陽の気持ちを知ることが出来なかった。
今度は、私が黙って、陽の行動を。本当にしたいことを待つ。
「うん、そうじゃないと、陽が分からない。
陽に任せる事にした。
陽が仲直りしたいんだったら何か言ってくるでしょ?でも何もしないんだったらそれも陽の答え。もう私と関わりたくないってこと。」
そういうと、そっか、優ちゃんが決めたなら........。と言った。
「..........あのさ優ちゃん。」
「ん?」
「優ちゃんの彼氏の名前って“藤堂陽”君って言ったっけ?」
「そうだよ?」
すると黙り込むさくらちゃん。
「どうしたの?」


