「あ、居た!!」 図書室には、西が居た。 良かった。 「優?」 「借りた傘。 ありがとう、助かったよ。」 手に持っていた、西の折り畳み傘を渡した。 「そっか。良かった。 じゃあ、俺帰るわ。」 「じゃあね。」 西が図書室から出た。 私も出よう、そう思った時。 「優。」