しかも、
そんなに私は陽に釣り合っていないのかな。



「はぁ.................。」



つい、
悲しくなってため息をついてしまった。
それくらい、悲しかった。




「って、ん??」




純だと勘違いされたはずなのに。
陽が................キレない...........??



陽を見ると、
陽も私を見ていた。




「てめぇ、ふざけんな。
優の彼氏は俺だ。

2度とあのクソガキと間違えんな。

.............それ以前にもう現れんな。」



その時、丁度私たちの目的の駅に着いた。


それから、私の腕を引いて電車から降りた。


「そ、そういうことなのっ。
じゃあね、ばいばい。」


「ええ!?純くんじゃなくて彼氏!?
お、おぉ............。
ごめんな。本当にごめん......。じゃあな.....。」