なんか、そんなことを言ってたような気もしなくはない。 慌てて立ち上がると、私の頭の上に手を置いた。 「まあ、いいんじゃね。」 何度か私の頭をそのままポンポンした。 ハイ、 フリーズしました。 私の中の全機能が停止しました。 「じゃーな。」 もはや、その声も耳に届いていなくて、気付けばいつの間にか陽は私の家から出て行って、帰ってしまっていた。