そう言ってさっとは違った真剣な眼差しで私を、じっと見つめた


「みゆったんが悲しそうな顔してると俺も辛いねん。笑ってよ?」


私の頬にそっと触れた


「ごめんな…俺が余計なことゆーたからやな。ほら、イルカショー始まるで」


「イルカっ!!!」


亮に言われ、イルカのいる方をばっと向くと、その姿をみた亮は微笑んだ


「そうそう、みゆったんは笑顔が素敵やで!!ほんま、かわええから」


「沢山思い出作ろうね、今日」