「そうか…?それだけならいいけど」


ちょっと半信半疑ではあったものの、なんとか誤魔化せたみたいで一安心


そっと胸を撫で下ろす


すると、飲み物を買いに売店へ行っていた亮が帰ってきた

「ごめんみゆったん、売店遠くて…、ってあれ?零央?」


「あぁ、俺はそろそろクラスの奴らの元に帰る。じゃあな、お二人さん」


そう言って帰っていく零央


「あれ?零央どうしたん?元気なかったんちゃう?」


「き、気のせいだよきっと」


きっと気のせい…そうであってほしい