朝から嫌な人に会ってしまった せっかくのこの綺麗な海も、砂浜も全て台無しになってしまった 私の爽やかな朝を一気に地獄へと叩き落された気分だ 情けないことに足が竦む 「あのさ…そんなあからさまに嫌な顔しないでくれる?何もしねぇよ」 雄馬は無抵抗だ、と言いたげなのか、両手を上げた 「何の用…?」 そんなことを言われても、私はいっこうに警戒心を解くことはない 「俺だって散歩しにきただけ。悪い?」 「悪くないけど…意外だなって…」