「ん?なにニヤニヤしてんのよ~」 このこの~と指でつつきながら私を茶化す加奈 「零央…美柚の前でしか笑わないね」 と、そっと私に耳打ちする加奈 「き、気のせいだよ!」 ニヤニヤしている加奈とその横にいるぼーっと私達のやりとりを不思議そうにみつめる亮を放って私はスタスタ歩いた 「ん?美柚のやつ、どーしたん?顔赤かったけど熱でもあるん?病気か?」 「さぁね…恋の病…ってやつかな」 「加奈!余計なこと言わないの!」 私が大声を上げると、加奈は、ははっと無邪気に笑った