キンコーンカンコーン〜♪♪



慣れない学校生活も次第に慣れてきて
ダルい身体を起き上がらせて



帰る支度をした
まだ私の噂は絶えないでいる




どこからか聞こえる噂
こんな世の中だからSNSでの噂



怖い世の中になったよね…



「沙奈…ちょっと頼みたい事あるの」


私に話しかけてきたのは
クラスで唯一の友達の莉子だった



「ん〜どした〜?」

「帰ったら暇してる?」


たわいもない会話が続いた
正直帰って寝たかったけど友達の頼み


悩んでる顔は弱いから…



友達の頼みは今いい感じの人がいる
けど2人で会うのは嫌だからって



正直会わなかったらいいよねって
思いながらも着いて行く



「あっ!俊哉君!こっち!!!」


パッと下向いてた顔を上げた瞬間


一目惚れしたんだ その真っ直ぐに
見つめる目をみて無い物があるような気がして