「里菜..だよ?」 囁くような声でふわりと風に乗って 僕の耳まで届く。 「里菜ちゃん..?」 「そう。 今はこんな感じだけど、昔柳杞くんと葵くんが助けてくれた里菜だよ。」 その時一瞬にして昔の記憶が蘇ってきた。