空の下の約束

とてもシンプルだけど、品があって暖かみのある部屋。


丸太小屋?そんなことを思いながら慎司が進めてくれたイスに座れば、座り心地バツグン!


お尻にフィットして背もたれもバツグン!


思わず座ってるイスを調べだした私に


「クスクス、美空?そのイス撫で回しても返事はしてくれないよ?クスクス」


「へっ?」


目線を慎司に向ければ、慎司の腕の中ではさっきの三毛猫が気持ちよさそうに慎司に撫でられていた。


『ミャーォ』


「気持ちいいのかい?ミーは相変わらず甘えん坊だな」


えっ?もしかして…いや!もしかしなくてもバカにされた?!


「慎司さん!イスが返事しないことぐらい知ってます!あまりにも座り心地がいいから撫でてただけで…」


だんだん知りつぼみになっていく自分の声と顔が熱くなってく感覚に俯いてしまった。