「おまえは流愛なのか!?」 保健室のドア越しにシルエットが見える。 「.....そうだよ」 シルエットがこたえた。 「じゃあ、このドア...あけていいか...?」 「あけないで!!!!!」 シルエットが叫ぶ。 「どうしてだよ? おまえは流愛なんだろ?」 「このまま聞いて」 しゃべり方は流愛そのものだった。