My lover's song



恥ずかしくなるらしい。



だから

朱莉がキスに集中できるように

俺はいつも朱莉の顔に添えた両手で



朱莉の耳を塞いでやる。




その途端安心したように笑うのが


たまらない。




「んぁっ…はるき…」




そう言って


俺の胸をか弱い力でどんどんと叩く。




これは


もう、無理ってサイン




いつもなら

もっと無理させるけど


今日は熱あるんだもんな…




少し名残り惜しいが

唇を離す。




タラァ、と

2人の唇をつなぐ銀糸。




それをきるように


ちゅっとリップ音をたてて


最後に優しくキスをした。