真っ赤な顔を俺の胸にうずめて
やっと聞き取れるような小さな声で
「もぅ…あんなことされたら我慢できなくなっちゃうじゃん…。
風邪うつしちゃいけないと思って、我慢してたのに…。」
それから俺を見上げる。
俺は
全く頭がついていかない。
「もぅ…わかってないんでしょ。…晴樹のばーか」
ちゅっー
言葉の終わりと共に
朱莉の熱を帯びた唇が
俺の唇に重なった。
いつもなら考えられない
朱莉の大胆な行動に俺は目を見開く
目の前には
ぎゅっと目をつぶった朱莉の顔
そんな朱莉が愛おしくて
俺は朱莉からのキスを受け止めた。

