My lover's song




言葉は怒ってるのに


顔は真顔で


声も落ち着いてて小さい





しかしそれが


結人先輩が本当にきれてるんだということを


俺らに示している。




こわすぎる…



さすが黒王子。





三人でチラッと目を合わせて

頷く



ただならぬ


結人先輩の黒オーラに


三人ともビビってる。





「じゃあ、俺が相手してくるわ」




そう言って

ハル先輩が準備室を出た。




それと同時に俺らに聞こえてきたのは



キャーー!という


元気な野島の声




「…ちっ」




結人先輩の舌打ちが

準備室に響く。





「ゆ、結人。俺のアイスもやるから機嫌直せ、な?」


「……」



無言で差し出されたアイスを

ひったくる。



「野島には俺からちゃんと言っとくんで!本当すいませんでした!」


「…二度と来るなって言っとけ。」


「…は、ハイ」




殺気立った結人先輩のオーラに


俺も蓮矢先輩も気を張った。