My lover's song




2人で麗那の塾へと歩き出す



自然に繋がれる手



他愛ない会話を繰り返しながら

ふと思ってしまう。





俺も高3だったらなぁ…





麗那と付き合ってから

よく思うこと




いくら両思いで

麗那がかっこいいと言ってくれても




俺が年下ってことには変わりないし。




学年が違うっていうのは

小さなようで大きなことなんだよなぁ




クラスは違うし


大学受験なんてものもある。




麗那は美人だから


クラスにも塾にも


きっとたくさんのライバルがいる。





知らない奴らが


麗那のことをそういう目で見てると思うと


すっげー腹立つ。





麗那は俺のものだし。




…って、ちょっとカッコつけすぎだったかな




でも



学年が違っても

クラスが違っても

塾が違っても



絶対俺が守るから。




この想いは変わらない。





そんな思いを込めて


繋いだ手にぎゅっとちからを入れれば



あの日のように

握り返してくれる。