「はい、そこまでー」
「掃除サボって何してるのかなぁー?」
「はっ⁉」
聞き覚えのある声に
急いで手を離す
…嫌な予感
声のする方を見上げると…
「麗那ちゃ〜ん!」
音楽準備室の窓から
思いっきり体をだして
大きく手を振る結人先輩
その隣には
「颯太ごめんなー!面白かったから見てたー!」
少し申し訳なさそうに言うハル先輩。
顔は爆笑してるけど…
そして…
「颯太!掃除サボってキスしようとするなんていい度胸だなぁ?
一分以内に戻ってこい!馬鹿!」
絶対キレてるであろう
蓮矢先輩の大声が降ってくる。
その声に俺が答える間もなく
ガシャンッと
窓を閉められた。
てか改めて言われると
恥ずかしいし!
てか!
全部見られてたのか!
最悪!最低!
先輩に感謝!
とか言っちゃったじゃん!
前言撤回!
もう先輩なんか知るか!

