「だって俺、弟キャラだし
先輩達みたいにかっこよくもないし…」
「かっこよかったよ!」
「え?」
突然大きな声を出す私に
少しびっくりした颯太くんが顔を上げる
そして私も颯太くんを見上げて
まっすぐに見つめる。
「他のメンバーの誰よりもかっこよかった」
すると今度は
私の肩に颯太くんのおでこがのる。
風に揺れる颯太くんの金色の髪
「生まれて初めて好きな子にかっこいいって言われた」
ボソッと
でも嬉しそうに言う
なんで
颯太くんはこんなにもまっすぐで
かっこいいのに
でも…
「他の女の子が颯太くんのかっこよさに気づかなくてよかった」
「え?」
「だって、だからこそこうやって出会えたんだもん」
自分のラッキーさに
思わず笑みがこぼれる

