「なんだよ。俺は優しい王子様だとでも思ってたのか?教えてやるよ。俺は王子様でもなければ、優しくもない。」
「え…何、言ってるんですか…?先輩、キャラが…」
「違うって?ああそうだよ。これが本当の俺。ファンの前ではキャラ作ってんの。それが何?言いたきゃ言えば?お前が言ったとこで誰も信じないから」
野島遥の顔が
サーッと青ざめていく。
ふん
ざまーみろ。
「蓮矢の方が何倍も優しいよ。優しく言ってもらってるうちに気づけないお前が悪いんだからな?
分かったらさっさと帰れ。」
「ごっ、ごめんなさいっ!」
そうして
野島遥は走って出て行った。

